京都府京都市中京区二条城町541。世界遺産・二条城のための町名ですが、これ以外の地番は発見できませんでした。旅の最後は息子の希望で二条城へ。妹のパンプスの足も疲れてきています。この頃には二人は仲良くなっており、受験生となる息子が、妹に中学の頃の成績はどうだったか(3年で伸びた)とか、どんな勉強法をしたか(教科書読んでたくらい)、先生には気に入られていたか(嫌われてた)とか、話し込んでいました。その姿を後ろから眺めながら、父は諸々お金を払う係に徹していました。
二条城は何度も来ていますが、国宝・二の丸御殿の内部造作について改めて言えば「天井の文化」と感じます。将軍の御殿としての豪華絢爛なつくりと、武家の作法や動線に基づく水平平面。元離宮二条城として皇室とも深いゆかりを持っています。
「大政奉還をやったのはここだよ」と息子に言えば、「ふ~ん」と下を見て歩いていました。何かを感じて、その内つながればいいけれど。
帰りの新幹線では、お土産の柿の葉寿司を美味しいと全部平らげていました。よかったな。