コンクリートの打設後、型枠の規定存置期間を経て脱型し、基礎コンクリートが現れました。目視ではジャンカや割れなどもなく、良質なコンクリートの予感。私は毎日手のひらで表面を触って祈ってましたからね(ちょっと変な人かも)。ちなみにコンクリートは硬化に向かって化学反応を起こしていると少し暖かいです。
さて本日は、打設後1週間経過後の強度を確認するためコンクリート工場にやってきました。
3本の供試体の平均強度が、設計強度の8割あれば明日の鉄骨建方にいけるかなと思いつつ。
結果は平均25.2N/mm2。設計強度が24N/mm2だから、80%の20N/mm2ぐらい出てればと思って来ましたが、予想以上の良い結果。実際に現場打ちした24+補正値6=30N/mm2✕80%としても24N/mm2なので、それも上回っています。
もちろん工場で標準養生(一定水温のもと理想的環境に置かれたもの)されたものと、現場で鉄筋があり温度変化ありの厳しい状態に置かれたものとは違うので、このくらいの結果でも気を引き締めていいのかも(と、工場の方に念を押された)。
いずれにしろ、明日の鉄骨建方を迎えるコンクリート基礎としては強度は十分。
現場では、埋戻しされたコンクリート基礎が静かに時を待っております。