昨日は13才のハローワーク社会人講師として高校生の進路相談にのってきました。
5時間もやっていたおかげで、今日は体がバリバリです。
社会人講師と言ってもいろいろな職業の人がいるわけで、昨日ぼんやり高校生の顔つきを眺めていたらその中でも建築士の所に来る子達ってちょっと意識的な子が多いような気がしました。
別に自慢でも何でも無くむしろその逆のような感じなのですが、世に人気な医療福祉系というわけでもないし、打算で選ぶには微妙な仕事だし、自分でやってみたいと思えないとできないですしね。
多分学校の先生に無理やり話聞いてこいって興味もないのに座らされたしょうもない子もいたけど(他の子の迷惑なのですぐに追っ払った)、センスとか感性とか必要ですかとか自分の気にする所と職業マッチングを秤にかけて真剣に話を聞いてきた気がします。
ちなみにセンスとか感性とか、それは残酷なくらいにはっきりしているので多分よっぽどなければそもそも話を聞きに来ていない。それよりも建築は色が綺麗だとかその程度のことが重要なのではなくて、どんなふうに使われてどんなコンセプトでその環境を成立させてあげるかとかそっちの方が重要。
そういうことを真剣に一つ一つ考えられる子が向いているよと教えておきました。
よく、こだわりの住宅、好きなことを思いっ切り詰め込んでとか言ってるものって、大抵ろくなものがありません。コンセプトもなくばらばらで薄気味悪いのが関の山。
「多少制約のある方がいいものが作れるよ」と伝えてあげればよかったと思いここに書いておきます。
先は長い、頑張れ若者!!