11月14日、名古屋市中区のTOTOマルチスペースにて、第32回JIA東海設計競技の二次公開審査会が行われました。
「首相官邸」という課題に、学生・一般の方々多数がチャレンジ。当日は足元の悪い中多くの方が参加してくれました。
全体的には、一般より学生のほうが形になった提案が出ていたような気がします。
実際に会って聞いて見る中で評価も変わってきますし、熱意も伝わってくるので、やり取りの中で点数が変わってくる場面もありました。
応募者も、何故その質問が来るのか、何故大切なのか、そんな見方もあるのかと、色々気づいたようですし、こちらもいい経験になりました。
因みに写真前列は左から審査委員の吉村先生、山田先生、私、松浦先生、審査委員長の南川先生、ゲスト審査委員の西沢先生。
みんなハッキリとものを言うメンバーです(笑)
その後開かれた記念講演会では、ゲスト審査委員を努めてくださった、建築家で芝浦工業大学教授の西沢大良先生による講演会が開かれました。
「現代建築のつくりかた」をテーマに、御自身の作品を中心に解説しながら、現代建築の特性について語っていただきました。
現代建築とは、
人工物であるだけでなく自然物でもある
現実的であるだけでなく魔術的である
小種多量であるだけでなく多種多量である
我々は、近代建築でなく現代建築をつくりましょう
自然環境と人間の営みについて、本質的に考えてみる興味深いお話でした。
西沢先生ありがとうございました。
その後の懇親会、受賞者と共に。審査される方もする方も、みんな頑張りました!
自分の顔をよく見ると、だいぶウイスキーが回っています(笑)
最後は関係者一同で。
こういうコンペ一つをとっても、いろいろな人に支えられて続けられています。
本当にありがたいことで感謝申し上げます。
みなさんご苦労様でした。