先週、日本建築家協会JIA静岡地域会の役員の方から電話がかかってきて、
次期JIA東海設計競技の運営委員を依頼されました。
今年で第30回を迎えたこのコンペは、主に大学生や大学院生を対象とした全国的なアイデアコンペ。
5年毎に設定したシリーズテーマをベースに、毎年切り口となるテーマを設定しています。
ちなみに第26~30回のシリーズテーマは「風土を見る」で、今年の切り口は「きのこのような家」。
正直ここ最近は高校生相手のコンペにうんざりしていたので、また学生かぁ・・・と思う向きもあったのですが、
教えている専門学校とも違うだろうし、今年度で建築士会の役が切れることもあり受けてみることにしました。
で、早速今日が第一回コンペ委員会。JIA東海支部事務局のある名古屋に行ってきました。
場所は中区役所の近くの昭和ビル。ちなみにここには建築関係の団体が多く入居していて、この4年間
建築士会東海北陸ブロック協議会の会議場所に使っていた愛知県建築士会の事務局も入っています。
というかJIAの横。なので目新しさゼロ(笑)
さて他の運営委員さんはというと、既に皆さん顔見知りのようで(というか新入りは私だけで・・・)、
昔このコンペで入賞していたり、大学や教育現場で教えていたりと、何かしら関わりがある方が多いようでした。
年齢的には40代が中心、いって50歳というところでしょうか。JIAの委員会としては若手なので少し新鮮です。
というのは、職業柄どうしても組織の平均年齢は高くなり、特に静岡は二回りも三回りも上の人ばかり・・・。
なんか・・・、う~ん、という気持ち、やっぱりありますからね(笑)
会議ではコンペの方針やどうやって魅力的なコンペにするか、どうして多数の応募を募るかなど、
どのコンペも直面する課題に対し話し合いましたが、いろんなコンペがあるけど右往左往せず、東海らしく
今まで通りの流れでやろうということになりました。
気さくな雰囲気ながらも、時に鋭く時に思考し、小気味よく流れていく時間。
しばらくは様子を見ながらのお手伝いですが、今までいた部屋の壁一枚反対側に、
新しい場所ができていきそうです。