今日はデザイン学校の1年生の終了制作審査会でした。
普段教えているのは2年生だけど、1年時の終わりにどのくらいの
力がついているか確かめたかったので参加させていただきました。
プロダクト、住宅、店舗を各4人が選択。
どんなものかと思っていたら・・・、
思いのほか、イイ!
っていうか2年生よりいいくらい(笑)
プレゼンも思考の絞り込みに工夫したところが見えて、
指導した先生方に頭が下がります。
2年生との違いを感じた一番の理由は、皆がモチーフをしっかり現実世界から探してきていること。
建築は現実を変えることだから当たり前といえば当たり前なんだけど、最近はアニメーションや
ゲームのバーチャル空間、個人的趣味の世界に関心が偏る子もいて、提案における社会性の
弱さを懸念していたので、ちょっとホッとしました。
また、口で言っていることと作品として出てきているものが近い気がしました。
いい意味で素直に格闘したのかもしれません。
大変だったとは思いますが、自分が進化していくことを実感するのがとても楽しい時期。
次に会えるのを楽しみにしたいと思います。