昨日、今日と、静岡県住まい博に参加しました。
昨日は日本建築家協会静岡地域会からの相談員として、今日は静岡県建築士会の青年企画委員として(汗)
お会いできた皆様、ありがとうございました。
左は、本日建築士会のブースでお配りしたパンフレットです。私が委員長を務めている青年企画委員会のみんなで知恵を出し合って作成し、本会事務局の窓口や各イベントで配布しています。
内容は、住宅をつくる際の企画段階から完成までの流れの中で、各段階の要所で大切なことを整理してまとめてあります。
建て主がよくわからない状況のまま家づくりが進行してしまうことのないよう、それぞれの工程の意味、品質確保のために重要なことなど、かしこく住まいづくりに取り組む為の虎の巻!
一般の方向けに分かりやすくした内容ですが、設計側と施工側のメンバーのエッセンスがつまっています。さらに内容を聞きたい方はいつでも御相談を受付けています。お気軽にお問い合わせ下さい。
今日パンフレットをお渡しする中で気づいたことは、
「建築士さんとどうやって知りあえばいいんですか?」
「地元でやっている人の名簿の一覧とかないんですか?」
「誰かいい人いませんか?」
という、良き出会いを求める声の多さ。
「います、目の前に!」と言いたいところですが、今日は公益社団法人として営業なしで参加している手前、そこは控えめに説明させていただきました(笑)
建築士名簿の閲覧は建築士会事務局でできます。
建築士事務所名簿の閲覧も建築士事務所協会でできます。
しかし名簿を開いた瞬間分かるはず。
誰がいいのか分からない・・・。
そうなんです。例え名簿があっても業界の人間でなければ文字の羅列にしかすぎません。ましてその建築士が何歳なのか、どんな人柄なのか、子供はいるのか、信頼の置ける人物なのかを知ることはできません。
やはり会ってみないとわかりません。そのためには自分で探していただくしかありません。
しかしそうは言っても、いくらインターネットが普及したからといって業界事情が右も左も分からない一般の方にとっては限度があります。あっちで言うことと、こっちで言うことが全然違うなんてよくある話です。
なので我々は、このようなイベントを通して一人でも多くの方と出会い、中立的な立場で技術や情報をお伝えし、品質の向上や生命財産の確保の為に皆さんが最善の選択をできるよう活動しています。
地道で根気のいることですが、私は必要だと思っています。
他の人の家の完成事例も気にはなるかと思いますが、やはり土地や条件の違うご自分の家は全くの別物。
結局は相性や人間次第です。
だからこそ出会いが本当に大切なんです。
一人でも多くの皆様と良き出会いがありますように。