アクト通り再考

アクト通り。浜松に縁のない方はご存じないかもしれませんが、静岡唯一の超高層浜松アクトタワー(212.77m)から北に伸びる、緑豊かな大通りの名称です。

 

しかし残念ながらこの通り、ちょっと元気がないんですね。

 

もともとはバブル景気のさなか、工業都市から文化都市への変革を目指す浜松市が、中心市街地の高度利用を促して人口回帰の起爆剤とするためにアクトシティ、アクトタワーを計画したのがことの始まり。

それにともない周辺街区の再開発も進め新しい都市の骨格をつくろうとしましたが、できた時にはバブル崩壊。

どこかでよく聞いた話・・・、駐車場も目立ちます。

 

大学や官庁も近くにあったり、落ち着いていいとこなんですけどね・・・。

 

でも最近、高層マンションの建設が進み、少しづつ都心へ人が戻る兆しがでているようです。

 

そこで、

 

私が設計を教えている学校の第一課題として、カフェを計画してみることにしました。

現在の地域の状況、人の流れ、景観について分析し、新しい賑わいの拠点を自由に計画してもらおうと思います。

 

今日は最初の現地調査。

ここで何を感じるかがとても大事。

 

それぞれ進み方に個人差はあるだろうけど、迷ったら何度でもここに来てほしい。

 

さあみんな、がんばろう!