新国立競技場 国際デザインコンクール

 

新聞紙面でご存じの方もいるかと思いますが、現在の国立競技場を建て替える国家プロジェクト、新国立競技場のデザインコンクールが7月20日から始まりました。

 

「いちばん」をつくろう。

 

もういちど上を向いて生きる国に。

 

世界中の建築家からデザインを公募し。

 

日本中を巻き込む「祝祭」のように。

 

すわこそ!!

 っと要綱を見れば

 

【応募資格】

 

①下記の国際的な建築賞のいずれかの受賞経験があるもの

1)高円宮殿下記念世界文化賞(建築部門)

2)プリツカー賞(←建築界のノーベル賞)

3)RIBA(王立英国建築家協会)ゴールドメダル

4)AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダル

5)UIA(国際建築家連合)ゴールドメダル

 

②収容定員1.5万人以上のスタジアム(ラグビー、サッカー又は陸上競技場等)の

 基本設計又は実施設計の実績を有する者

 

 

「・・・・・・・・・、え?」

 

まず①建築賞の段階で、日本には数人しかいないし・・・。

②は大手組織事務所のためか。

 

でも御大たちの意図は丸見え。

受賞実績を前提とした世界一決定戦(苦笑)

 

やれやれ、相も変わらず若手は門前払いか。

だったらあんなこと大袈裟にうたわず指名コンペでやればいいのに。

 

と、さすがに一言言いたくもなりますが、

よく考えれば上も下も向いてない、前だけを見てる自分。

 

こんなことはよくあること、コツコツとやるしかない。

いつかやってくる時代のために。