と、材木が揺れてるわけではありません。
今日は突板(家具や内装の表面に使う、木を薄く剥いた化粧材)の展示会にお招きいただきました。
厚さ0.2ミリ~0.5ミリ程の突板を束ね、買い付けに来た業者さんの前でこうして一束ずつ見せているのです。
250年ものの木があられもない姿に・・・、と思っていたら、無駄がないからこれはエコだと。
実はここ何年、建築家として木のことにどういった関わり方ができるかいろいろ勉強を重ねています。
突板は外材が多いため比較的値段も安定しているようですが、国産製材を生産者の視点から見ると絶望的な状況が続いています。
木を育てる側、その木で建築を作る側、その建築を利用する側が経済的に三方良し、が成立して初めて、環境や空間をフェアに喜べる社会になると思います。